2014/05/30ビール4社のサイトを比べてみよう「第4回 サッポロビール」
お待たせしました。本シリーズ最終回はサッポロビール。近年は4位がすっかり定位置になっています。大昔に大日本麦酒から朝日麦酒と分かれた直後から日本 麦酒として3年間は首位、一旦3位に転落するも、1961年~1988年はずっと2位、そう言えばスーパードライ以前のアサヒは夕日ビール等と言われて低 迷し続けていたので、何となく敵失での2位ぽい感じが無きにしも非ず。日本ブランドのビールとしては北米シェアがずっと首位のようですが、ビールのブラン ド数が多いところなので中々大変でしょう。個人的には贔屓のブランドなので頑張って欲しいところです。
ウェブサイトのコンポーネント数は約180、ダウンロードサイズは約3MBで、表示に4秒前後掛かる事が多く、本業とともに「もう少し頑張って欲しい」ところ。
ウェブサイトのコンポーネント数は約180、ダウンロードサイズは約3MBで、表示に4秒前後掛かる事が多く、本業とともに「もう少し頑張って欲しい」ところ。

【引用元:サッポロビール株式会社】
トップのスライドショー画像が合計で約1MB程度なので、注意していないと何となくスライドショーの表示開始が遅いかな?程度であまり気にならない場合もあるかもしれませんが、構成自体にはやはり要改善点が。
トップのスライドショー画像が合計で約1MB程度なので、注意していないと何となくスライドショーの表示開始が遅いかな?程度であまり気にならない場合もあるかもしれませんが、構成自体にはやはり要改善点が。

実はボタンから何から、細かい画像のそれぞれが1つずつ別々に、全て同一のサーバーからダウンロードされています。これだとオーバーヘッドが大きくなって、少し混むと一気に時間が掛かるようになりかねません。
その結果、処理時間に占める「First Byte Time」の割合が大きくなっているのが見て取れます。
その結果、処理時間に占める「First Byte Time」の割合が大きくなっているのが見て取れます。

これをまとめるだけでもかなり安定して時間短縮が図れそうな気がします。コク深い重厚な味わいは大切にしつつ、サイトは軽快に動かした方が良いでしょう。